
岐阜県瑞穂市の弁護士の仲松大樹です。
早いもので、瑞穂市に事務所を開いてから来年3月で7年になります。独立時にそれなりに本棚や収蔵庫を準備したつもりだったのですが、やはり時間がたつと本があふれかえってきます。やむなく自宅に持ち帰って保管するものもあるのですが、結局自宅も本であふれることになるわけですね。仕方がないので、時々本棚を買い足しています。
ただ、本棚を買うのはいいのですが、それを組立てないといけない、ということが気が重かったのですね。最近仕入れた本棚は、一台組み立てるために必要なネジ止めがなんと32本……。同時に二台準備しましたので、合計で64本のネジ止めをしたことになります。ドライバー一本で頑張って組み立てましたが、途中から(実のところ、割とはじめころから)手の痛みに苦しみました。それなりの達成感はありましたし、書籍が片付くと部屋の中がすっきりするので頑張った甲斐はあったなと思うのですが、当分この種の作業はしたくないな、という気持ちでいっぱいになります。
……と、思っていたのが今年の8月の終わりころ。ついこの間、事務所にもう少し収納が必要になり、今度はカラーボックスを4台調達してきました。
カラーボックスだけあって、ネジの数は8月に組み立てた本棚よりずっと少ないのですが、ドライバー一本で頑張るのはもう嫌になってしまっていましたので、ドライバードリルを購入して組み立てることにしました。
恥ずかしながら、電動工具については「引っ越しの時に業者さんが使っていた、素敵便利工具」くらいの認識しかなく、ドライバードリルとインパクトレンチの違いも知りませんでしたので、ホームセンターの電動工具売り場で立ちすくむことになりました。
どうでもいい話ですが、ホームセンターの工具売り場に行くとやたらとワクワクしますね。これは何なんでしょうか。
まあとりあえず、色々調べたうえで安価なドライバードリルを購入し、これでカラーボックスの組み立てに入ったわけです。
その感想。こんなに組み立てが簡単になるとは思っていませんでした。4台組み立てどころか、あと10台でも組み立てたいような気持ちです。思わず踊りだしそうになりましたね。俄然DIYに興味がわいてきました。必要に応じて適切な道具を使うことの必要性と効果を思い知りました。……もっと早く購入しておけばよかった。
今回は電動工具の話ですが、必要に応じて適切な道具を使う、というのは、法的なトラブルに直面した場合も同様です。自宅で使う本棚を組み立てるくらいの話であれば、ドライバー一本で頑張った結果手が痛くなるくらいで済みますが、法的なトラブルの場面では、「これをしてはいけない」「これをしなければいけない」という注意点がいくつもあるのが普通です。自分で何とかしよう、と思って頑張った結果、かえって状況を悪化させてしまう、ということもあります。
お困りの際は、お気軽にご相談ください。
(仲松大樹)
※ イメージ画像はchatGPTで(が)作成

